行政書士高橋法務事務所

起業家紹介【行政書士高橋法務事務所 行政書士 高橋洋輔さん】

 「介護事業に特化した支援サービスでの社会貢献を目指しています。」と力強く語る高橋さんは、自らの経験を元に郡山で高橋法務事務所を設立、今年ではや5年目を迎えようとしています。そんな高橋さんに起業に至った経緯や思い、そしてこれからの事業展開についてインタビューしました。





 高橋さんは南相馬出身、大学卒業後に神奈川の医療法人に就職し、主に介護部門の事業運営に携わってきました。その仕事内容は多岐にわたり、スキルも必要とされるため、在職中に行政書士や宅地建物取引士の資格も取得するなど、現在の基礎となる経験を積んでいました。
 「地元福島に戻ることや独立・起業は漠然とですが考えていました。その準備として海老名市で開催された創業塾にも参加してみました。」
 創業塾では資金調達などの実践的な内容が中心であり、今でも役立つ内容であったとのこと。加えて、とある同期メンバーとの出会いが高橋さんの意識を変えることになりました。
 「同期メンバーの中に既に起業済みの司法書士の方がおり、いつも『高橋君、独立するのは思ったほど難しくないよ。まずは独立してから考えれば大丈夫だよ。』と言っていました。その言葉に背中を押された気がします。」



 そして2011年の東日本大震災。首都圏で日増しに福島の原発事故に対するデマや不安が広まるのを目の当たりにしたこと、故郷に対する思いが高橋さんに起業を決意させました。そして2013年3月、郡山市に高橋法務事務所を開設しました。
 高橋法務事務所では介護に特化した法務相談を中心に展開しています。高橋さんの前職での経験を十二分に活かすことで、申請から事業計画立案、資金調達、運営まで一貫した支援を実現しています。
 「介護や医療への支援を通じて、福島県を日本一老後が安心な県にしたいと思っています。やはり自分やお客様だけではなく、社会も含めた3つが幸せになる仕事をすること、いわゆる『三方良し』が起業した際から大切にしている思いです。」



 介護に特化した法務事務所は県内外でも数少なく、最近では秋田県のクライアントからの依頼も。そんな高橋さんに起業から5年目を迎えるにあたっての心構えをお聞きしました。
 「起業からずっと全力疾走してきましたが、ここで一度じっくり考える時期が来たと感じています。4年間の経験を整理していくと、これからが見えてくるかなと。まずは介護事業が抱えている最大の課題である人材不足。そして零細・小規模の介護事業者が直面する資金調達面での課題もあります。このような課題に対してどのような支援が必要とされ、我々がどのように貢献できるか。これからが本当の頑張りどころと考えています。あとは体調管理が一番大切かもと。休みなく働くとさすがに体が悲鳴をあげることを実感しました(笑)。」





高橋洋輔

行政書士高橋法務事務所 行政書士
福島県郡山市桑野4丁目8-9


電話:024-953-5444

FAX:024-505-4107

ホームページ::http://www.tohoku-kaigo.com/

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